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私の一人舞台
木南潮芯 ： 2018/07/22(Sun) 11:10
No.5882
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舞台には、華やかな感動するようなのもあれば、その逆のみすぼらしい貧弱なのもある。私は昨日、後者の方を演じてしまった。アツイアツイ日曜日の昼前、チョンバトをと思ってエサを買うためにエビス丸さんヘ。先日から朝にかけて県外の人が、大型を交えて4杯。それも、10匹のアジで８回のアタリ、との話を聞いた。この人と電話でも話した。先週も同じような釣果だったらしい。こんな話を聞かされると心が動かされるのは私一人ではあるまい。エビス丸さんのツヨーイ勧めもあり、気の弱い私は行き先を変更。ハヤル気持ちを押さえながら「甲浦」ヘ。1時３０分頃にポイントに到着。当然のことながら、ヒトッコひとりいない。さあ、これからが私の一人舞台である。アツイ日中は喰うはずがない。場所取りと思って1本竿を出しておいた。ややあって気がつくと、先日買ったばかりの新品同様のリールが(そうです。このリールは中古品)、ジージーとなっている。どうせ魚のヒキだろうとタカをくくっていたら、シカケを引き上げて見てみるとイカが付いて来ていた。ここからが私の一人舞台の始まり。ヤエンもギャフもまだ用意していない。慌ててヤエンとギャフを用意して、追い食いを待った。来ました来ました、上から見たら800ｇ[if87f]くらい。慎重にヤエンをセット。すぐ離された。もう一度同じことをしたが、同じ結果。4回目の追い食いは無かった。2時間ほど辛抱したが…。やはり、私は「チョンバトの男の子」と言うことで、次にチョンバトヘ移動する。22匹買ったアジはまだ13匹残っていたが、途中で10匹買い足した。チョンバト到着は夕方の6時前。コロはヨシ。これからが時合いである。ところがブクブクバッカンを覗いてガックリ。アジが半分以上アウト。気をとりなおして釣り始めたが、気分はイマイチ。30分ほど経って1ｋｇクラスを。11時前まで頑張ったが、ここではこれだけ。本日は2の1。アツイ中、他人の口車に乗せられて遠方まで行って、私の人生はどうなるのか？華やかな舞台を演ずるツモリであったのだが。ここで一句「信じるな、他人の釣果、クチ車」もう一句「イカ釣りで、今日も1杯、ボウズ無し」7/22（日）午前11時木南潮芯
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