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例年徳島では､6月下旬には指4本5本サイズのタチウオが釣れ始め､それが1週間から2週間ほど続く。それが遅れた年でも8月の中旬には､と言うこともたまにはあった。ところが､今年は様相が全然異なる。おかしい､変である。何かが海の中で起きたのでは､と考えざるを得ない｡ただ単に「魚種交代論」で片付けてよいものだろうか？海で棲息する魚は､10年または20年単位で､アジが多くなってイワシが少なくなったりの「交代」をするらしい｡しかし､かつての北海道の「ニシン」や今年の「サンマ」は、どう説明できるのか？近年はニシンの漁はサッパリ､今年のサンマも極端な不漁である。果たして､「タチウオ」は？原因は乱獲だけではない、「地球温暖化」であることは間違いない。アオリイカも同じ運命をたどるのでは？我々釣り人ひとりひとりに突き付けられた､大自然からの「課題」である。8/26(水)木南潮芯 |