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上り潮と下り潮についての考え方 高気圧は海面を「下降気流」で押さえつけ、低気圧は「上昇気流」で吸い上げる。中学生時代に習ったのでご存知の通りである。押さえつけられた海面は吸い上げられた側に流れることになる。これが「上り潮と下り潮」の原理であると私は思っている。 「太平洋上に高気圧、日本海に低気圧」の状態は「上り潮」。太平洋側から大阪湾側に向いて潮が流れる上り潮である。都(京都、大阪)へ潮が上るからそう呼んだ。 その反対に、「日本海側に高気圧、太平洋側に低気圧」の気圧配置は、潮が下る。 気圧配置は「刻々と変化する」ので、1日のうちに「上ったり、下ったり」もあるし、全然潮が動かないこともある。昔から漁師さんの間で、「強い北風が吹くと上り潮」 と言われていた。気圧配置によって、強い低気圧が日本海側にあれば強い北風が吹くことが多い。 以上は、「木南潮芯理論」である。興味のある方は、もっと突っ込んだ疑問やお考えを聴かせて下さい。 1/17(日)木南潮芯理論 |