[掲示板に戻る] [一覧表示に戻る] [新着表示に戻る] [ツリー表示に戻る] []
過去ログ[0013]
過去ログ
検 索
キーワード 条件 表示
標準表示/一覧表示

上り潮と下り潮   木南潮芯 : 2021/01/17(Sun) 07:35 No.8025
X 上り潮と下り潮についての考え方 
高気圧は海面を「下降気流」で押さえつけ、低気圧は「上昇気流」で吸い上げる。中学生時代に習ったのでご存知の通りである。押さえつけられた海面は吸い上げられた側に流れることになる。これが「上り潮と下り潮」の原理であると私は思っている。
「太平洋上に高気圧、日本海に低気圧」の状態は「上り潮」。太平洋側から大阪湾側に向いて潮が流れる上り潮である。都(京都、大阪)へ潮が上るからそう呼んだ。
その反対に、「日本海側に高気圧、太平洋側に低気圧」の気圧配置は、潮が下る。
気圧配置は「刻々と変化する」ので、1日のうちに「上ったり、下ったり」もあるし、全然潮が動かないこともある。昔から漁師さんの間で、「強い北風が吹くと上り潮」
と言われていた。気圧配置によって、強い低気圧が日本海側にあれば強い北風が吹くことが多い。
以上は、「木南潮芯理論」である。興味のある方は、もっと突っ込んだ疑問やお考えを聴かせて下さい。
1/17(日)木南潮芯理論

[→8025] Re: お名前通り潮に精通。   イカ崎やったろう : 2021/01/17(Sun) 08:50 No.8026
X 気圧配置による潮の上げ下げ「木南潮芯理論」に納得以上に感服させられました。潮の干満は月の引力に依ることは知っていましたが、潮の動きまでは思慮が及んでおりませんでした。ということは、気圧の動きが黒潮の本流から紀伊水道に流れ込んでいる分水の流れにも影響し、ひいては沿岸部の地先水温に影響しているということでしょうか?

[→8026] Re: お名前通り潮に精通。   木南潮芯 : 2021/01/17(Sun) 10:52 No.8027
X > 気圧配置による潮の上げ下げ「木南潮芯理論」
もう少し詳しく説明させて頂きます。
大潮小潮は、主に月と太陽との位置関係の結果であることはご存知の通りです。しかし、上り潮下り潮は異なります。例えば大潮の時に、上り潮が流れたり下り潮が流れたり。しかし、日本海側を台風(低気圧)が通過すれば、確実に上り潮が流れて紀伊半島と四国の間には「温度の高い上り潮」が流れます。またその反対に、南岸低気圧が通過すれば「下り潮」が激しく流れます。水温は下がります。
毎日の天気図を継続的に見ていれば、上り潮か下り潮かが解るのでは。
さっそくのご質問有り難うございました。1/17(日)木南潮芯

[→8027] Re: 鬼太郎   イカ崎やったろう : 2021/01/17(Sun) 11:30 No.8028
X 丁寧なご回答有り難う御座いました。これまで、降水確率、潮の干満、太陽・月の出入り時刻くらいしか見てませんでしたが、これからは気圧配置も釣行の参考にします。ちなみに私ごとですが、今シーズン10回イカ釣りに出向き28匹の貧果です。レベル「下の中」どころか評に価しない「ゲゲゲのゲ」に至っています。汚名返上に向け上げ潮の如く精進したいと考えています。

 []